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エリクソンがサポートする高信頼ネットワーク

February 08, 2013
著者: 藤岡 雅宣   カテゴリー:レポート

最近、スマートフォンやタブレットの急増に伴い、携帯電話ネットワークで転送されるトラフィックも急激に増加しています。そこで、このようなトラフィックの急激な増加に耐えるネットワークの必要性が高まっています。エリクソンは、このような状況に十分に対応でき高い信頼性、アベイラビリティを実現するネットワーク機器やソリューションを提供しています。また、通信事業者との緊密なパートナーシップにより、事業者と協力してネットワーク全体がエンド・ツー・エンドで安定して稼動するよう様々な方策を施しています。

特に、エリクソンがサポートするネットワークが安定して稼動している理由として次のような点が挙げられます。

エリクソンはグローバルベンダーとして、世界で同一システムを提供しています。様々な国での商用前試験/商用運用を通して多くの検出された問題への解決策を講じ、多くの事業者でのシステム展開の進展に伴いより安定した稼動保証されます。例えばスマートフォンの急増については、先行国での経験を通して問題点の洗い出しと対処を施し、他国での問題の発生を抑止しています。

様々なトラフィックパターンに柔軟に対応できるシステムアーキテクチャを採用しています。例えば、無線リソースの割当てを管理する無線ネットワーク制御装置(RNC)は、音声中心のトラフィックパターンにもデータ中心のトラフィックパターンにも柔軟に対応可能です。

様々な端末の相互接続試験を通して、市場投入前に十分な検証を行い、端末毎の動作の違いを柔軟に吸収しています。端末だけではなく、主要なアプリの検証試験も実施して、ネットワークに悪い影響がある処理や動作は改善を勧告しています。

ネットワーク内のそれぞれの装置が連動して、トラフィックの急増などがネットワークに悪い影響を与えないようにしています(問題の発生を抑制)。また、ネットワーク装置が連動していわゆるオーバーロード制御(問題が発生した後の対応)を施しています。

今後予想されるトラフィックパターンの変化についても、様々な観点から事前に十分に予測して対応することにしています。エリクソンとしては、今後とも益々増大する通信トラフィックに対応できるように事業者をサポートし、ネットワークの安定稼動に貢献していきたいと考えています。

 

著者

藤岡 雅宣

チーフ・テクノロジー・オフィサー

1998年に日本エリクソン(現エリクソン・ジャパン)入社。IMT2000プロダクト・マネージメント部長や事業開発本部長として新規事業の開拓、新技術分野に関わる研究開発を総括。2005年2月より現職。エリクソン入社以前は、KDDにてネットワーク技術の研究や新規サービス用システムの開発を担当。
著書として「ISDN絵とき読本」、「ワイヤレスブロードバンド教科書」、「IMS入門」(何れも共著)など。