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モバイルクラウドによるビジネスチャンスの拡大

April 08, 2013
著者:   カテゴリー:イベント

通信業界の2013年を予測するトレンドを現す言葉として「モバイルクラウド」が注目されています。モバイルクラウドとは、文字通りモバイルデバイスからのクラウドの利用であり、スマートフォンやタブレットが普及した現在、モバイルクラウドは時間や場所に縛られることなく利用できる、多くの人々にとって便利で身近な環境となっています。最近では、企業がモバイルデバイスから業務システムにアクセスできるようにクラウド化に取り組んだり、仕事場以外で働くノマドワーカーに注目が集まったり、その活用範囲は柔軟なワークスタイルへと広がりをみせています。また、モバイルからクラウドへと蓄積される膨大で多種多様なデータ、いわゆるビッグデータの活用や、災害時対応への活用、医療サービスの実現など、私たちの生活や社会に大きな変化をもたらすことが期待されています。

このようにモバイルクラウドの応用範囲が拡大する中、クラウドサービスのバリューチェーンにおいてモバイルブロードバンドは通信事業者の差別化要因となり、通信業界にとってビジネスの成長が望まれる分野の1つとなっています。2月25~28日にスペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congress 2013 (MWC 2013) における多くの講演でも、優れたユーザーエクスペリエンスやより強固なセキュリティ環境の提供という観点から、通信事業者がどのように特長のあるクラウドサービスを実現することができるかが議論の的になり、展示会場においても各社からモバイルクラウド向けのソリューションが紹介されました。エリクソンも、通信業界のビジネスチャンス拡大へと寄与するため、モバイルクラウド向けのソリューションを発表しました。

エリクソンのCEOのハンス・ヴェストベリ(Hans Vestberg)によるMWC2013の基調講演にはネットワーク事業部門の総責任者であるヨハン・ヴィーベリ(Johan Wibergh)が登壇し、Ericsson Cloud Systemについて説明しました。基調講演の模様は日本語字幕付で約8分半のダイジェスト動画にてこちらからご覧いただけます(Ericsson Cloud Systemに関するヨハンの説明は4分30秒からです)。

エリクソンは2009年から長期的な計画に基づき、通信事業者が従来のネットワークサービスだけではなくより能動的にクラウドサービスを提供するためにEricsson Cloud Systemというソリューションを企画し、エリクソンが提供する通信ネットワーク機能を段階的に仮想化しクラウド環境に適合するように取り組んできました。そして、エリクソン製品のネットワーク機能の仮想化が十分実装された2013年、Ericsson Cloud Systemというソリューションを発表しました。Ericsson Cloud Systemは、通信ネットワークの各機能を仮想化するネットワーク対応クラウド (Network-enabled Cloud) と、今まで大規模なデータセンター向けのソリューションと考えられていたSDN (Software Defined Network) を通信事業者のネットワーク全体の制御へと拡大するサービスプロバイダーSDN (Service Provider SDN) で構成されています。この2つの要素によって、通信事業者はネットワークで制御されたより品質の高いキャリアグレードのクラウドサービスをユーザーに提供することが可能になります。

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従来の通信サービスを提供・管理するのみでなく、クラウドベースのサービスの提供を可能にすることによって通信事業者の新たなビジネス機会の創出をサポートする、エリクソンのモバイルクラウド向けソリューションにご期待ください。