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10 Hot Consumer Trends 2014 - スマートフォンが情報格差を縮小

January 30, 2014
著者:   カテゴリー:レポート

エリクソンコンシューマーラボが発表した2014年の「10大消費者トレンド」の中から今回は「スマートフォンが情報格差を縮小」のトレンドを紹介します。10のトレンドについてこれまでもご紹介してきましたが、その中に挙げられているトレンドの一つです。

インターネットアクセスの状況は世界規模で見るといまだに不十分で、地域によってバラツキがあり、情報格差という問題が生じています。どの地域においても存在する消費者セグメント間の経済的格差、異なる経験レベル、さらに技術全般に対する考え方の差が、この格差をより拡大しつつあります。

ところが、最近低価格のスマートフォンが普及し始めたことで、これらの格差を作り出している障壁の一部が崩れ始めています。消費者はインターネットにアクセスするために高価なコンピューターを購入する必要がなくなりました。また、スマートフォンはラップトップよりも小型で保管しやすいという点で盗難にも遭いにくく、セキュリティー上の危険が少ないことも利点となっています。

先進国では、オンラインアクセスに最もよく使われているデバイスは依然としてラップトップですが、世界の消費者の51% は日常の活動で使う最も重要なツールは携帯電話であると感じています。スマートフォンについては、最初に掲載している図(図5)に見られるように、インドとインドネシアではほとんどすべてのサービス利用において主たるインターネットデバイスとなっていることがわかります。一方、米国と英国では、スマートフォンはインスタントメッセージ、チャット、ゲームに主として利用されるデバイスとなっています。タブレットは、どの国においてもまだ主流のデバイスというよりも既存のデバイスを補完するものとみなされています。

日本においても、総務省の通信利用動向調査の結果によると他の先進国と同様、依然としてパソコンによるインターネットアクセスが主流となっていますが、スマートフォン、タブレットからのインターネット利用は急速に増加しつつあります。この傾向は特に10代、20代において顕著にあらわれていますが、30代、40代さらに50代においてもスマートフォンの割合が高くなってきています。

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10 Hot Consumer Trendsについて何回かに分けてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。さらにご興味をお持ちの方々はレポート本文(日本語翻訳版)もぜひお読みください。