140205_1.jpg

10 Hot Consumer Trends 2014 - スマートフォンによる自己行動記録

February 05, 2014
著者:   カテゴリー:レポート

エリクソンコンシューマーラボが発表した2014年の「10大消費者トレンド」の中から「スマートフォンによる自己行動記録」のトレンドを紹介します。10のトレンドについてこれまでもご紹介してきましたが、その中に挙げられているトレンドの一つです。

ウェアラブルな機器を使った行動記録技術の歴史は1970 年代にまで遡りますが、スマートフォンの登場により、自分自身が生成する様々なデータを自分でモニタリングするということに注目が集まりつつあります。

スマートフォンを使って自分の活動状況を記録するアプリを起動するだけで、自分自身に関する様々なデータを収集・記録することができ、それにより自分の活動履歴や健康状態などをよりよく知ることができます。図3が示すように、スマートフォンユーザーの40%が自身の身体的活動のすべてをデバイスに記録することを望んでいます。また56%のユーザーは指にはめる指輪型の機器を使って血圧や脈拍を測定することも希望しています。同様に59%は活動状況の測定・記録のためにリストバンドを装着することを考えています。

自分自身を計測しているユーザーは、収集したデータがプライベートなデータであるため、セキュリティにも関心を示しています。67%のユーザーは収集した自分の医療関連データを共有したくないと回答しています。さらに個人的に収集したデータは、医療機関、公共機関や自治体などがユーザーについて収集した情報を補うものであると考えている人々もいます。

これらの自分の行動及び健康に関連した自己データの記録に関しては、日本においてもその利用が普及しつつあります。総務省の「平成24年度ICT街づくり推進事業 実施案件の概要」にも見られるように健康関連のデータをウェアラブルな端末で収集し、さらにビッグデータとして各種解析や様々な「見える化」のツールにより可視化して、健康増進や疾病予防に役立てる取り組みが始まっています。

エリクソンが昨年10-11月に東京で開催したエリクソン・ビジネス・イノベーション・フォーラムにご登壇いただいた総務省の渡辺克也氏もそのご講演の中で、ICTを使って社会問題の解決に貢献できる優先度の高いプロジェクトとして医療・介護・健康分野に触れていらっしゃいました。

(参考) WirelessWire News: エリクソンが東京でグローバルイベント、都市やクラウドとモバイルの関係など多彩な議論が展開

140205_2.jpg

10 Hot Consumer Trendsについて5回にわたりご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。その他のTrendsにもご興味をお持ちの方々はレポート本文(日本語翻訳版)もぜひお読みください。